人と人との出会いは一度限りの大切なもの。
そんな素晴らしいご縁で出会えたお客様だからこそ、失敗しない家づくりをして欲しい。
そんな願いを込めてお客様のお話をじっくりと聞き、できるかぎりご要望にお応えできるよう努力を惜しみません。
また、出会いから完成、お引き渡し、更にはお引き渡し後からはアフターメンテナンスの始まりとして末永いお付き合いをさせていただいております。
『お家づくり』はお客様との共同作業
お家の住まい方・住みやすさは人それぞれ違うもの。
お客様に合ったプランを一緒に考え、いちばんベストな形を追求していきたいと考えています。
家を建てる過程で、図面にお客様からたくさんの希望と思いを伺って描いていきます。
その図面達はお客様の思いを確実に大工さんへ繋げる大事な架け橋です。
お客様の希望を良く聞いて、読み取って繊細に反映させなければ意味がありません。
お客様ごとに1軒1軒デザインや仕様が違うので100%特注になるのです。
一生に一度の高い買い物です。
たくさん悩んで色々なアイデアを出し合い、世界に1軒だけの家を完成させませんか?
お家づくりは言い方を変えれば作品づくりです。
一緒に素晴らしい作品を作りましょう。
『ゆっくり考え、じっくり選ぶ』
お客様の目線に立って考える
通常、設計事務所や普通の工務店は『出会いから着工までの期間に』全勢力を使います。
言い方を変えれば、着工~完成までは確認作業のみとなり、お客様の出番はなく、担当者とのふれ合いや会話も極端に少なくなります。
当社では、出会いからお引き渡し、完成までの期間全てに於いてサポート致します。
(工務店、メーカー等の一般的な進行方法)
例えば
●打ち合せごとに内容に間違いがないか確認しサインを頂く。
●変更ができないということを念を押して伝える。
これらは、会社としてトラブルを防ぐための自社防衛に他なりません。
当社では、このような進め方を本当のお客様目線とは考えておりません。
お客様目線で考えれば、本来、プラン作成期間よりも着工~完成までの方が長くなる訳で、当然重要となり、進行状況に合わせて打ち合せする事が自然の流れと考えます。
『他社さんが先行重視』で打ち合せを行うのに対し、当社は『平均的にコミュニケーションをとる』様に心がけています。
イメージを大切にしたい
家づくりの流れとして、『一般的には』着工時にはほとんどの仕様が決まっていて、着工後は変更できない事が多いです。
当社では、現場に影響無い箇所の変更などは工事ギリギリまで選択OKです。
(行政検査に抵触する箇所は除く)
建物が少しずつ出来上がっていき、お客様が実際の建物を見られた時にやっぱりこっちの方が良かった!例えばこんな風に変更できますか?など・・・。
当社では、他社では稀にみる柔軟な対応のできるところが自慢です。
これは、『パターン化されているシステムを量産しない』又、『全てを熟知しているからこそ、その場ですぐ判断できる』当社ならではの発想です。
また、現場に立つと色々なアイデアが浮かんできます。
私共からご提案することもあれば、お客様の方からご要望が出ることもあります。
もちろん、間取りの変更など構造や法律を逸脱するような変更はできませんが、突然のひらめきも可能な限り変更OKです。
上棟後、打合せの時には何となくのイメージしか湧かなかった梁や化粧柱の姿に圧倒されたり、壁面収納、カウンターなどのデザインを現場でのひらめきで決めたりと楽しいひと時になります。
きっと家づくりの良い思い出となることでしょう。
造り手の醍醐味
なぜ、当社ではギリギリまで変更可能なのでしょうか?
それは、家づくりの一般的な考え方による『流れ作業』をせず、時には横道に反れ、遠回りしたり悩んだりしながら1軒の家を完成させているからです。
1軒1軒を大切に、営業、設計、管理すべてに携わり目が届くという事で、すべてにおいて責任を負うというシンプルなスタイルになっています。
特徴としては『窓口が一つ』なので、行き違いがなく責任の所在も明らかです。
つまり、何にせよ仮に行き違いがあった場合、『私自身に非がある』という内容を皆様にお話しています。
私共は、自信を持ってそういうレベルでの管理徹底をしています。
その為、新築工事の場合、どんなに多くても年間5棟が限界です。
その代わり、一切の妥協はしません。
より良い建物を追求します。
これが当社のやり方です。
構造や法律、すべての方向性からプランを考えられる設計事務所が少ない中、当社では実績と経験を生かしあらゆる方向性を加味し、プランを作成していきます。
手間はかかりますが、お客様の思いを図面に反映したときの満足感、完成し出来上がりを見た時の最高の笑顔を得られたときは感無量です!
『私達にできること』
カイハタ建設はどんな家を建てているんだろう?当然気になりますよね。
そこで、打合せを進めるにあたってご希望をお聞きし、見学会やイメージに合ったオーナー様のお宅を必ず訪問し、見て頂くようにしています。
建物を見られるだけでなく、温熱環境、空気循環、デザイン、使い勝手、光熱費など実際に住んでいるオーナー様の声を聞くことが出来、ご契約・未契約問わず、あなた様の今後の家づくりの参考になります。
出来る限りお客様のご要望をお聞きし、ご納得いただいた上でプラン作成に取り掛かっています。
事例として『良質の杉・檜が使いたい!』というご要望があった際、
お客様と何度も話し合い、一緒に奈良県の吉野まで飛行機で飛び、
実際に目で見て確かめ採用したこともあります。
『こんなこと・・・』と思う事でも、とりあえず一度、何でもご相談ください。
どんな質問にもお答えします
当社では、設計・監理はもちろん確認申請もすべて一手に行います。
今では多くの工務店が基本設計やデザインのみ自社で行い、他の業務は下請へ、申請等は別の設計事務所へ依頼するケースが多くなっていますが、当社ではそうしない理由があります。
1つ目は少しでも迅速に、低コストで、良い家を建てたい、ということ。
2つ目はその場限りの外部の人間による行き違いを無くし全てに関わり、あえて責任を負い、結果的に業務を無事に遂行する、ということです。
この2つを一貫して守るため確認申請や各種申請業務など一括して請け負わせて頂いております。
この考え方が当社の強みです。
家づくりで不安なことがあれば、どんどん質問してください!
全ての内容を把握して、1から10までしっかりお客様に内容説明を致します。
だからこそ、お客様に安心して頂き、納得のお家が完成するのです。
お客様との打合せがスムーズに進むよう、1軒のお家に対し初回打合せから完成まで全てにおいて同じ担当者が責任をもって業務を行います。
流行に流されず、一歩ずつ前進する昔人間
電話や訪問によるしつこい営業はできません。
なぜなら『家』の本質を見てほしいから。
営業トークや情ではなく『本質』で選んでほしい。
安心で快適な生活を送るためには、高性能な設備や部材を使うだけでOKなのでしょうか???
答えはちょっと違います。
設備や部材も確かにありますが、何よりも、『家を建てる』中での経験と技量が不可欠です。
これらを総合して、お客様の満足のいく快適住宅を作り出す訳なのです。
常に『あたりまえ』と思わない
私の体験談です。
その①
独立当初1998年のことです。
当時、造成地でまだ周りの家が殆ど建ってなく、どこの区画も皆同じ様な場所での新築工事でした。
工事は境界のブロックを積むところから始まりました。
そこで事件が!なんと2件隣の敷地に間違えてブロックを積んでしまったのです。
それはもう~冷や汗。
間違えてしまった敷地の所有者に連絡をとり、ただただ平謝り。
ひたすら頭を下げるしかありませんでした。
結果的にはブロック塀を無料で引き取って頂き、おかげ様で2件隣の方にも喜んで頂け、丸く治まりました。
当社で新築されたお客様は今でも良いご近所づきあいをされているそうです。
その②
スキー場での出来事です。
帰り支度のため更衣室で着替えをしていると、先に支度を終え外へ出ていた娘から電話が。
「聞こえないの?火事だよ!」更衣室にはサイレンも放送も一切聞こえませんでした。
周りの人も少しずつ状況をのみ込んできたものの、慌てて逃げ出す人は誰一人いませんでした。
結果的には誤報だったので大事には至りませんでしたが、後々冷静になって考えた時ゾッとしました。
なぜなら、誤報とわかり安心して避難しなかったのでは無いのです。
誤報かどうかわからず、「まさか・・・」という思い込みでとりあえず避難しなかったのです。
もし、本当の火災だったら・・・ゾッとします。
おそらく東日本大震災の時も「まさか、ここまで津波は来ないだろう・・・」と安心しきっていた方もいたことでしょう。
・・・という事で、常にいつ何時も現状を『当たり前と思わない』、
常に『確認』をすることで、日頃から自らを戒める事を念頭においています。
完成から始まる一生のお付き合い
私たちはお引き渡ししてからのお付き合いも大切に考えています。
お住まいになられて不都合を感じる点などがございましたら、ぜひお知らせください。
お客さまの快適なお住まいをずっとサポートしていきたい。
そんな思いから私たちはアフターメンテナンスを大切に考えています。
工事完成で当社の仕事は、終わりではありません。
逆にそこからお客様との関係が家を通じてスタートすると考えています。