あらゆる相談に即座に「出来る」、「出来ない」の判断と根拠を示して下さいます袖ケ浦市 T様邸
カイハタ建設との出会いは2020年1月に袖ケ浦市で開催された完成見学会だったので、ほぼ一年で、自分の家も貝畑さんにお世話になり無事に完成となりました。長かったような短かったような、不思議な感じです。私の2020年の抱負は「納得の行く家造り」だったので、無事に達成しました。
引き渡しは12月上旬でした。あの頃はまだ「今年の冬は寒くならないねー」と言っていたのに、1週間ほどで突然寒くなり12月中旬からは夜間に氷点下になることも多い中、非常に快適に過ごしています。断熱性は本物で、まだエアブレスによる時間差のある全館空調に慣れておらず外気温が氷点下の中、我が家では暖房を強めすぎたために全員が暑くて寝苦しい夜を過ごすという珍事件が起きたほどです(笑)
完成日 | 2020年11月完成 |
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特徴 | 平屋建て2層構造 エアブレス工法 |
間取り | 4LDK(34.4坪) |
こだわり | シューズクローク&パントリー リビング吹抜 小屋裏SP |
まず私たちがカイハタ建設に依頼することに決めた理由について。それはカイハタ建設に依頼すれば品質ブレはほぼ無いと思い安心した点がエアブレスの性能以外では一番大きいです。エアブレス工法について調べてそのコンセプトに納得したのは当然ですが、恐らく他メーカーが同じようにエアブレス工法を採用しても、いわゆる「当たり外れ」が発生するのではと思っています。
カイハタ建設の場合、建物の大部分は一人棟梁の大工さんがほぼ全てを施工して下さいます。カイハタ建設から依頼を受ける棟梁はたった数名で、それぞれが一人で一つの物件を担当します。大工以外の専門作業以外は全て担当の棟梁が一人で作業をしますので、必然的にほとんどの施工責任は全て棟梁一人が負います。よって中途半端な作業を行う動機がなく、結果的に設計通りの性能がほぼ担保される仕組みが出来ているように思います。
施工管理については貝畑社長が自ら、要所要所を現場で確認しておられます(例えば基礎に埋め込みのアンカーの位置は、一本一本全て自分の目で見て図面と一致しているかを確認されます)。
また、棟梁と貝畑社長は密に連携しているので情報伝達の抜け漏れがありません。他メーカーの多くはメーカー営業、下請けとメーカーの窓口、現場監督と、何人もの伝言ゲームがあるのが普通のようで、「着工前に全ての項目を決定する」というメーカーもあります。でも実際問題、住宅建設に普段から携わっている人なら設計段階でイメージも出来るでしょうけど、一生に一度あるかどうかの新築注文住宅を検討する普通の人たちはたいてい、出来上がりつつある現場を見て「ここはこうしたいな」等が発生するものと思います。
こういった時に貝畑社長は気軽に相談に乗って下さいましたし、いつでも即答で「出来る」「こういう理由で難しい」等の回答を下さいました。また、棟梁も現場で作業をする中で使い勝手の面で気になられたことをすぐに指摘して下さり、ご提案頂いたりもしました(書斎のコンセントの位置、食品庫入口の幅等)。
そして貝畑社長が一級建築士として図面をご自分で引いておられる点も特筆すべき点だと思います。間取りだけではなく、基礎図面、ダクト図面から柱の太さや壁倍率に至るまで全てご自分で設計されるので、あらゆる相談に即座に「出来る」「出来ない」の判断と根拠を示して下さいます。
自宅はもちろん、もし千葉県内で新築注文住宅を検討している友人がいれば自信を持って紹介したいと思います。
「六面輻射の冷暖房」について(自身ブログより)
六面輻射という表現自体、あまり聞かないと思いますが、床面、四方の壁、天井面の6面が全て快適温度で安定している状態のこと。
冷暖房と言えば通常はエアコンを想像しますが、エアブレスによる冷暖房は汎用エアコンを利用しつつ、直接的に風を感じることなく温熱環境を整える点に特徴があると思います。
エアブレス工法の家ではエアコンを床下設置することで床下、壁内部、天井裏を対流させて家そのものを暖めつつ「ガラリ」からゆっくり上がってくる暖かい空気により室内空気も徐々に暖められるので、風を感じることはほとんどありません。床、壁、天井が全て20℃前後に暖められることで、「じんわり暖かい」とか「自然な暖かさ」という表現がぴったりで非常に快適なのです。