平成21年4月完成  千葉市緑区越智町 K様邸(39坪)

    ♪昨年定年退職を迎えたのを機会に♪

我が家の住宅の建て替えの動機は、以前住んでいた建物が在来工法による建売住宅で築後27年を経過し、建物のサッシや壁の隙間による暖冷房効率の極端な低下や耐震性への不安があったからです。

妻は土気の農家(従前の農家住宅は冬非常に寒い)育ちでありながら、かなりの寒がりで10月から6月の梅雨寒までストーブが活躍し、真冬の12月下旬から2月下旬まではエアコンと電気カーペットを併用する状況が続いており、老後に備え住宅の建て替えを検討していました。

私は学校を卒業してから38年間、建築設計と工事監理に携わり昨年定年退職を迎えたのを機会に、自分の経験を生かし妻の1番の要望である『暖かい家』の希望を叶えるべく住宅関連のホームページや住宅展示場などを見て検討しておりましたが・・・

信頼度の高い(?)大手住宅メーカーは、予算が折り合わず困っていたところ、叔父の紹介でカイハタ建設さんが施工しているINAXの「エアブレス工法」を知り、妻と検討していた新住宅の平面プランをカイハタ建設さんに提示し見積もりをお願いしたところ、大手メーカの全館空調(冷暖)システム住宅に比べ、『エアブレス工法(全館暖房・空気循環システム)にエアコン(冷房)を併設した建物』は2割ほど安い見積額となったことから、カイハタ建設が施工している住宅の構造見学会などを見せていただきました。

柱は全て4寸角で開口部以外は3尺ごとに柱を設けて、接合部(柱と梁のつなぎ)は在来のほぞや継ぎ手ではなく全て金物接合で、職人(大工さん)の熟練度合いによる出来・不出来の少ない仕様が採用され、さらに、『暖かい住宅』の必須条件である断熱・気密性も優れた数値を示していたことから、カイハタ建設さんにお願いすることとしました。

エアブレス工法は床下に“エアホスト”と呼ばれる空気の加熱と循環を行う機械を設置する必要があり床下の有効高を50cm確保することから、地盤面と1階床の高低差が大きくなり、屋外からのバリアフリー化に対応するため、1階床高を抑える方法として基礎全体を下げる工夫や、外観をモダンに見せるための陸屋根化、更に施工途中の変更などにも、嫌な顔もせず積極的に解決策を検討していただき非常に満足しております。

追記
カイハタ建設は大工さんを始め基礎・屋根・外壁・タイル・給排水・電気・外構工事など気心の知れた下請けさんとの連携は非常に見事であり、貝畑社長と山越さん(営業担当)の生真面目な性格による物だと感心しております。

まだ、住み始めて3ヶ月が過ぎたばかりですが室内の気温・湿度もあまり上がらず快適に過ごしております。当初の希望である『暖かい家』の満足度は冬の寒さが過ぎた頃に、カイハタ建設のホームページに感想を寄せたいと思います。

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■カイハタ建設ホームページ http://www.kaihata.co.jp/