まだ揺れてる!
大震災から一ヶ月が過ぎました。いつものことですが早いものです。
この十日間でいろいろありました・・・A様邸地鎮祭・・・基礎着工、更にN様邸屋根下地工事等々
あっ・・・地震だ、ちょっと待った?????
5時17分、結構大きい地震です・・・よりによって1ヶ月目に来なくても良いのに!
津波注意報が出ているようです・・・携帯がつながらない
なんか音が・・・又警報ベルが、ビル中鳴り響いているようです・・・止めてきます。
一定以上の規模の地震が来ると勝手に防火戸が閉まってしまうらしく、イコール警報が鳴り響く!
さて本題に・・・以前にも全く同じように触れましたが・・・
上の写真は中央区N様邸の屋根断熱(垂木間に屋根断熱施工)状況。
エアブレスの建物の場合は屋根下地工事=断熱、気密、通気、工事を併せて行います。
こちらは雨の影響を受ける前に順調に外部が塞がり始め、今週からサッシ取り付けや防水
工事、内部では配線工事や、ダクト配管工事などが少しずつ進んでいきます。
今回は塞がる直前の「垂木間の屋根断熱と通気層」「壁と屋根の取り合い(通気口)」について着目!
エアブレスの屋根構造は断熱材自体の断熱性能はもちろん、更に・・・
●外側通気を効率よく棟換気にて排気・・・赤矢印
●断熱材と木材の気密断熱充填処理というひと工夫があります。
ちょっと小さくて見えにくいですが垂木(木の桟)と断熱材の段差を通気層(外側通気→棟換気
まで)として35mmあけています。更にその隙間に発泡ウレタンを充填処理していきます。
一般的な外断熱仕様の場合は、垂木間で断熱をせず垂木上部に断熱を施し、その断熱材の上に
通気層を設けるための通気垂木を付けていきます。
その結果やっぱり少し重くて、かさばった屋根になります。
それに比べ写真の場合、当然シンプルで効率が良いですし、大地震や突風の時は効果覿面です。
この様な建物にとっての「快適な仕組み」ってほとんどがふさがれて見えなくなってしまいます。
実に寂しく悲しいことです。
あっ・・・まだ揺れてる!
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