先日、上棟(地域によっては建前、建舞)が行われました。
上棟とは、弊社では、住宅の建築において、柱や梁建物の基本構造を完成させ、
家の最上部で屋根を支える棟木(むなぎ)を取り付けるまでをさしています。
(地方によっても変わります)
今回はその中でも、「柱・梁などが階ごとに完成した時点で、
「傾いていないか?」確認・微調整する作業を解説したいと思います。
柱・梁などねじれなどが起こり、微調整が必要となります。
調整する作業を、【屋起こし】といいます。
屋起こしは、柱にアルミケースのような見た目の特殊工具を柱に付け
(中は糸を垂らした先に分銅が付いている)傾いているか?X方向Y方向確認を、
今回は建坪38坪くらいの木造住宅で、1F2F共に約7〜10か所確認しました。
地味な作業ですが大切な作業です!!
分銅がずれていた場合、屋起こし用特殊工具を梁に引っ掛け、
ワイヤーとウインチで微調整し、仮筋違を固定しします。
【後日、本筋違を入れると、仮筋違はお役御免となり取り外します】
さて、この作業の時間帯になると、朝基礎と土台だけだったものが、柱が立ち、梁が乗り、
家の形が見えて来るので、やりがいを感じる時です。
この作業が終われば、上棟も終盤です。 ゴミ拾いなど後かたづけをし、
今回は施主様も同席し、四方に米・塩・酒にてお清めし中央で、祈祷しました。
最後に、施主様より、私の大好物の「ありがとう」の言葉をいただきました。
じいじ感謝感謝 川島
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