前回のK様邸同様、八千代市のN様邸の足場も外れました。
N様は二年前に君津市で開催した完成内覧会が最初の出会いです。
その後、毎回開催される構造・完成内覧会に足を運んで頂き、勉強され・・・
一般的な在来工法との違いを理解され、最終的にエアブレスに辿り着いたお客様の一人です。
君津での開催にもかかわらず八千代での2世帯新築という事でちょっとビックリしましたが、
お陰様でここまで進行致しました。
引き渡しが7月なのでコロナの影響もその頃には遠ざかるはずなのですが?
こればかりは誰にも判らない。
恐ろしいコロナショック!
ココだけを見ると完成間近に見えますが弊社のエアブレス工法はそんなに簡単ではありません!
今回は健康住宅ならではの「造り」である内部空気循環の仕組みについて・・・
先ず基礎を含め、初期段階での計画が重要!
エアブレスの建物がどのようにして空気循環を満足しているか?ご紹介します!
知っている方も多いと思いますが通常の建物はツーバイを含めすべて、
壁体内での空気循環は無く・・・というよりそういう発想自体ありません。
弊社では胴縁(横桟)を採用し建物内の空気循環を可能にしています。
胴縁というと、ピンと来るのが外回り・・・
そうです!外部胴縁
これは今の建物では必須ですね!
今回説明する胴縁は内部設置するもので外胴縁を横にしただけのものです!
元々胴縁の役目は壁の割れを防ぎ壁の平面を出すなど精度的な役目でした。
そんな胴縁も、近年はコスト削減のためほとんど見られません。
一般的な在来の場合、柱や間柱に直にボードや羽目板を張ってしまう為、
縦方向での空気循環は出来るものの横方向にはできません。
柱や間柱に遮られてしまうためです。
ご覧のように壁の空気循環を赤矢印で示してみました。
壁の場合胴縁を採用することで簡単に通気可能になります。
天井の場合は天井下地や梁などに遮られ簡単に通気出来ない箇所も多いので注意。
一番大事なことは空気循環を第一に基本と考え、空気の通り道を塞がない施工!
本当に快適で「いわゆる良い家」を造るのならば・・・
とは言っても・・・永く住んでみないと空気循環の良さが判らない。
全く話は変わりますが、
違う場面の胴縁で施主様が喜ばれるのが「水平下地?」が多く便利という事!
自由に絵や額を飾ったり・・・何より時計等を付けるのが自由自在!簡単!
建物は奥が深いもの!
初期段階での計画が重要!
アイディア次第で快適な住環境が手に入る!
お陰様で何よりです。
有難うございます。
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弊社のエアブレス工法の家を「Reset&Relax」と解釈するロゴにしたのは?
何故か???
これは昔の建物の様に腐らない、建物全体の通気性を取り戻す意味のリセット。
昔に戻しリセットして腐食しない健全な「呼吸する家」にしましょう!という意味。
もう、カビやダニの温床になる原因である「腐る建物」・・・やめましょう。
もう、アトピーやアレルギーの原因になる「腐る建物」・・・やめましょう。
私にとって呼吸する住まいを設計することが、
「人にも建物にも優しい本当の健康住宅」の普及に繋がる事と考えます。
貝畑
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