今回はO様邸の屋根通気。
ご覧のように至って普通のクボタ松下のコロニアル屋根です。
良くある話が半永久でない、色あせ、雨漏り?・・・・
15年~で塗装しなければ白っちゃける?
今回はもっと大事なお話で 建物の腐食(経年劣化を含む)などを左右する ある意味構造的な事。
屋根通気と言ってもピンと来ないと思います。
よく、「棟換気」と言われますが、
これは基礎と壁のつなぎ部(GLから約400mm)~壁を伝わり屋根の頂部で排気をする。
いわゆる 自然通気 です。
なので少しでも負担(現場的には何らかの通気止め)が有ると機能しなくなります。
つまり外通気は不全となります。
建物も人間と同じで、人間が血液が循環するように、建物は昔から通気が必要とされているわけです。
空気になるべく触れた方がより良いのです!
防水紙の貼り方次第でも通気が妨げられます。
自然通気だから余計に怖く・・・
更には見えなくなってしまうからもっと怖い!
昔の様な軒での換気は簡単ですが通気は通気性は弱い・・・
棟換気は 排気口(今回の場合、頂部など)の造りが特に重要 となります。
雨が入るからといって、ココを塞いではいけません!
通気は十分させますが、水は入れません!
仕組みを見せられないのが残念!
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