今までの日本の住宅は他国に比べ省エネ基準が少し遅れているように感じます。
ほとんどの国は日本と比較して高いレベルの気密性、断熱性の建物が義務化されています。
たとえば、他国では日本のように熱を伝えやすい金属サッシなどを使用せず「樹脂サッシ』を使用!
樹脂サッシは、ドイツやフランス、欧米、中国、韓国等でも広く使われている高断熱サッシです。
これらの国では、断熱性能の低いアルミサッシなどは使えず樹脂サッシでないと家を新築できない!
そんな地域も多くあるようです。
各国の樹脂窓普及率は、北欧・日本を除いた先進国の国々では60%を超える状況で、
日本の普及率はたったの7%、アルミと樹脂の複合でようやく30%くらいです。
今後は国も地球温暖化防止等の必要性から樹脂サッシを標準仕様になるよう促して行くようです。
日本の住宅業界では、まだまだ国の基準値を最低限クリアーできれば高気密、高断熱
とうたっているところも多く見受けられるように思います。
「自社の造る建物にはプライド」を持って1件1件大切に造り上げたいものです。