月別アーカイブ: 2017年8月

自社の造る建物にはプライド

 


今までの日本の住宅は他国に比べ省エネ基準が少し遅れているように感じます。

ほとんどの国は日本と比較して高いレベルの気密性、断熱性の建物が義務化されています。


たとえば、他国では日本のように熱を伝えやすい金属サッシなどを使用せず「樹脂サッシ』を使用!

樹脂サッシは、ドイツやフランス、欧米、中国、韓国等でも広く使われている高断熱サッシです。 

 

これらの国では、断熱性能の低いアルミサッシなどは使えず樹脂サッシでないと家を新築できない!

そんな地域も多くあるようです。

 

各国の樹脂窓普及率は、北欧・日本を除いた先進国の国々では60%を超える状況で、

日本の普及率はたったの7%、アルミと樹脂の複合でようやく30%くらいです。


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今後は国も地球温暖化防止等の必要性から樹脂サッシを標準仕様になるよう促して行くようです。

日本の住宅業界では、まだまだ国の基準値を最低限クリアーできれば高気密、高断熱

とうたっているところも多く見受けられるように思います。


「自社の造る建物にはプライド」を持って1件1件大切に造り上げたいものです。

君津市T様邸の基礎工事報告2

前回の2回目のコンクリートからの続きです。


⑥立ち上がり枠外し撤去

銀色の断熱材が現れます。

ばらした後天端のだんねつざい(余白)を切り取ります。

この季節は照り返しが目にききます!

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⑦土間断熱(蓄熱層)+ワイヤーメッシュ敷き

3回目のコンクリート準備の為、土間前面に断熱材を敷きこみます。

次にワイヤーメッシュを前面に敷きこみ設置完了。

快適な住環境のための蓄熱層&照り返しMAX!

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⑧3回目のコンクリート打設。

一般の基礎工事ではお目に掛かれません。

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⑨外部全面ブルーシート敷き(雨養生)

建物周りに敷くだけで建物を汚さず綺麗に保ちます。

一昔の現場とは違い、今はどこも綺麗になりました・・・

弊社では泥を入れないように、又最終クリーニング時は床下クリーニング迄行います。

見えないところが大事なんです。

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⑩土台敷き

きっちり土台が入りました。

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上棟目前!

天候だけが心配?

 

次回は上棟報告!

 

君津市T様邸の基礎工事報告

大変お待たせして申し訳ありません。

2週間空いてしまいました。

カイハタ建設大丈夫かな? って思いの方もいるかも!


大丈夫です。

お陰様で緑区の内覧会も盛況に終了し、来年迄、多くの依頼をお受けいたしました。

今現在、プラン作成が重なり「猫の手も借りたい程」と言う状態で・・・

大変嬉しく感謝・感謝です。


さて君津市のT様邸の工事報告。

前回の地鎮祭、改良杭施工からの続きとなります。


先ずは

①基礎着工

敷地から建物配置外周に木柵やり方を施し、根伐り掘削(穴掘り)を行います。

エアブレスの基礎は二重べた基礎となる為、根伐り底が深く通常の2倍ほどとなります。

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②配筋工事

ご覧のように配管準備のためのスリーブ入れで設備担当者に位置を指示しています。

エアブレスは床下配管など設備が複雑なので初期設計(設備版)が重要となります。

事あるごとに現場に足を向け進行致します。

 

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③ベースコンクリート打設

エアブレスで初回のコンクリート打設

基礎配筋=ベース配筋+立ち上がり配筋+補強配筋となりますが、今回のT様邸は長期優良住宅!

外装タイル張りで広い小屋裏付の4層構造という事で基礎もちょっと違います。

ベース配筋のピッチはご覧のように升目が小さく125mmピッチ。

検査担当者も見たことがないというレベル!

耐震に配慮し万全を尽くします。

 

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④立ち上がりコンクリート枠設置

通常と違うのが基礎断熱仕様。

基礎型枠の中に断熱材を設置。

とても手間がかかり、寸法チェックも複雑で大変ですが快適な住環境には変えられない!

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⑤立ち上がりコンクリート打設

2回目のコンクリート打設となります。

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次回3回目のコンクリート~上棟までのご報告。

お楽しみに!