先日終了したH様邸の基礎工事も十分に養生が完了!
雨の予報がずれこみ良い天気!
今日は土台の敷き込み!
言うまでもなく土台も普通とはちょっとだけ違います!
基本的な土台敷きの順序
1 基礎天端に通りの墨(縦 横)をだしていく。
2 建物の四方に芯墨をだしそれぞれの対角寸法を確認する。
3 1の墨を頼りに土台にアンカー芯を出していく。
4 土台のアンカー芯をドリルで開ける
5 土台パッキン(外周部気密確保)を敷いていく。
6 土台を敷いていく。
7 ピンを打ち込み緊結・・・完成
7がちょっと違う箇所!
要チェックです!
①「基礎と土台」の緊結はアンカーボルト(ピッチ重要)により従来から問題なし。
②土台は同じ高さで縦横升目に繋がっている訳ですが「土台と土台」のつなぎが
緊結(金物工法採用)されているか否(金物工法不採用)か?
③「土台と柱」のつなぎはホゾパイプ等により緊結(金物工法採用)されているか又は、
従来のホゾに補強金物(金物工法不採用)か?
①はアンカーピッチ(推奨1000mm以内)だけ特に注意しあとは②、③が満足していれば安心ですね!
ちなみに金物工法は更に「柱と梁」の緊結、「梁と梁」の緊結も満足しています。
いわゆる木造の鉄骨版?
従来からの木造の欠点を補う画期的な工法と言えます。
ただコスト高になるので未だ住宅業界普及率50パーセントほど・・・
耐震に関して・・・
特に熊本地震では比較的新しい家でも倒壊の割合が多かったようです。
「土台から柱の引き抜け」が原因のようです! (新建ハウジング、vol726)
最近では健康志向で無垢や自然素材が多く取り上げられ耐震が薄れていましたが・・・
熊本の件で又耐震・制振などが注目されてきました。
2000年基準以降の建物でも安心は出来ないという事が現実にさらされました!
これは設計者や工務店の安易な考え方など・・・
激化する価格競争によるコスト抑制によるものに他ならない!
国が推奨する耐震も健康も含めた真の安心住宅がはまだ程遠い・・・
弊社は少しずつですが「人にも建物にも優しい家造り」を目指します。
そんなH様邸は高気密・高断熱に更に耐震構造・健康住宅を併せ持ったパーフェクト住宅!
また緑区から新たなエアブレスの歴史が始まります!
純粋に嬉しいです。
来月半ば頃、構造見学会を開催致します。
順次報告致しますのでお気軽にご来場ください!