月別アーカイブ: 2014年5月

高価覿面?なのです!

千葉市エアブレス U様邸 その後・・・

前回、断熱材のはなしで止まっていたU様邸も造作下地工事に入りました。

右側のダブル筋交いのところに見える横桟は胴縁といい石膏ボードの下地になります。

乾燥や地震時などにボード間の開きを和らげ壁紙・塗り壁などの仕上げ材からでる

クラックを防止してくれる効果があります。

胴縁を使えば建物の伸縮に追従し効果覿面なのですが最近ではどこも直貼りが多いようです!

高価覿面?なのです!

さて、次の写真は天井をご覧ください!

ちょっと分かりずらいですが赤矢印の丸い穴が通気層(エアブレス/内通気)になります。

24時間換気や外側通気(自然通気)と間違えやすいのでご注意を!

この丸穴は直径60mmあり均一的なサイズとピッチで穴があけられています!

これは全館に循環空気を通す穴でエアブレスの機能上とっても重要です! 

耐震目的の2階剛床(厚み28mm)が故に構造的に心配されて良く聞かれますが?

もちろん構造的視点から見た公の認定(型式認定/長期性能タイプ)も取得済み。

ちなみに左上の銀色は上部ルーフバルコニーとなり防湿層施工したものです。

省エネの時代真っ只中・・・どこもかしこも断熱材をダブルトリプル!

アイスクリームじゃないんだから!

断熱ばかりに固執してしまうとその代償が怖い!

 

こんな感じになっちゃったら本当に怖い! 

屋根のてっぺんが火事?

このお宅、当時の工務店が倒産したという事で4年前に公の機関から依頼があった物件。

築10年・・・結露って酷すぎる!

絶対に同じことにならないように棟換気を施しました。

やっぱり通気です。温度差には換気です! だから通気!

だからエアブレス!

家じゅうに空気を回すことが建物を長持ちさせるのに最善策!

でも手間もお金もかかるし、それより何しろ技術が・・・

技術が伴う面倒な工事はなかなか普及しないものです!

でも・・・後悔しても家だけは返品が出来ませんから!

全ての柱にホールダウン金物

千葉市エアブレス N様邸 その後・・・

前回の蓄熱コンクリートから数日後、ようやく木工事の始まりです。

土間の水分が完全に抜け切ってないのでまだ、斑模様ですが少しずつ白一色になっていきます。

 

さて作業前、建物周辺にブルーシートを張って泥んこ養生をして、先ずは土台敷きからスタート!

何事も慣れ過ぎない事が大事!と言い聞かせ!

慎重に墨だしを行いアンカー芯を出し、その後一か所ずつ穴をあけていきます!

土台に垂直にドリルで穴を開けるんだけど真垂直に穴をあけるって結構むずかしいんですよ!

穴あけ後はパッキン(エアブレス用気密)を敷きこみ土台を敷いていきます。

ちなみにヒバ材の4寸角!

午後中盤には土台敷きこみはほとんど終了!

無事に終了し安堵の瞬間!

よく見ると土台天端から金物工法ならではの、ほぞパイプがあっちこっちから出てます!

これは簡単に言うと全ての柱にホールダウン金物があるのと同じ構造になります!

耐震もここまで来たかと・・・改めて時代を感じます。

真白い基礎に・・・ご近所が集まります!

そのたびに得意になって他とはちょっと違うエアブレスの仕組みを説明!

後悔しても家だけは返品が出来ませんから!

☆☆☆☆U様邸構造見学会情報☆☆☆☆

 ~2014/5/17(土) ~ 5/18(日)開催~ 

 <ご来場ありがとうございました>

今回会場になるU様ご家族は奥様のご実家に住まわれる4人家族!

今回親元が手狭になったということで、まず近くで土地からご案内させていただきました。

希望に見合う土地が見つかりその後、エアブレスを念頭においた高性能住宅のプラン練り開始。

3月から長期優良住宅仕様の安価なエアブレスが着工される運びとなりました。

■ U様邸 32坪 ・・・・ 『 モダンスタイル 』
  エアブレス仕様

 

  

○●○●○●収納満載/長期優良エアブレスの家○●○●○●

5/17(土)5/18(日)構造見学会開催

前回の立ち上がりコン(2回目)打設養生後・・・

他とはちょっと内容が違います!

1回目の土間に厚さ50mm の断熱材を敷き込みワイヤーメッシュを並べていきます。

ここに、更にコンクリートを流します。(蓄熱コンクリート)『3回目』

断熱材をサンドイッチにする様にコンクリートを打設。

このような行程を経て、強靱で保温力バッチリな2重ベタ基礎工法が完成します。

いつも工事過程において、基礎を作っている時、近隣の方々などから、毎回基礎が凄い!!

お褒めのお言葉を頂くのですが・・・

見学会などを開催する時は床まで塞がっている事が多くお見せすることが出来ないので少し残念。

今週末の5/17(土)5/18(日)・・・構造見学会を開催します!

他とはちょっと違うエアブレスの仕組みをご覧いただけます!

後悔しても家だけは返品が出来ませんから!

ほどほどな価格で冬暖かく夏涼しく腐らない住宅

 

前回、お話しした断熱材のはなし

写真は上棟後のU様邸の屋根断熱および壁断熱の施工状況です。

上棟後、屋根垂木を架けたあと断熱材を敷きこんでいきます!

この断熱材は幅が垂木間に収まる様な設計になっていて敷きこみ後、左右の

クリアランス(あそび)が5mm程度になります。

そしてそこの隙間に発泡ウレタンを注入して気密をとっていきます。

垂木と断熱材が段違いになっているのがわかりますが、ここは35mmの段差があり

この屋根勾配なりの隙間を利用して外側通気ができる仕組みになっています!

エアブレスの場合、内側通気(清浄空気循環)が標準仕様になっているので・・・

これにより屋根・壁全部ともに内外二重通気が可能となります。

そんなエアブレスのお家って・・・どんな快適な空間になっちゃうの?

こんな感じ!

 

壁は外周部前部に耐震面材をはり断熱材を入れていきます!

ちなみに断熱材は硬質ウレタン(イソシアヌレート)を採用しています!

熱伝導率は0.021になり、今までのグラスウールなどと比べると断熱性の違いは歴然!

ただ性能は当然の事。 それよりもっと重要なのは・・・

繊維状断熱材のグラスウールやロックウールには重大な欠点が存在するという事。

繊維状断熱材は湿気に弱いということ。

ただ・・・断熱材に硬質ウレタンを使うのもコスト的に厳しいのが事実!

どうしても家の坪単価が上がり気味になります!

仕方ないかな!

でもね・・・断熱材などの資材よりもっともっと高いのは実は人件費なんです!

ほどほどな価格で冬暖かく夏涼しく長持ちしにくい住宅

ほどほどな価格で冬暖かく夏涼しく絶対腐らない住宅

あなたならどうします?

今月半ば・・・構造見学会を開催します!

タイミングがいいですね!

『ほどほどな価格で冬暖かく夏涼しく腐らない住宅』の仕組みをご覧いただけます!

後悔しても家だけは返品が出来ませんから!

意外と知らない瑕疵担保

ゴールデンウィーク最終日ですが今日は朝から曇りがちで涼しい・・・

さて先日地鎮祭報告させていただいた緑区N様邸のエアブレス基礎工事が始まりました。

長年暮らしていたお家から終の棲家へとエアブレス工法を選択されたN様!

40年以上前の住宅とエアブレスを比べると???

比較に? ならないですが・・・

構造はもちろんの事!

性能であれば特に気密・断熱仕様が全く違うと思います!

当時であれば工務店にもよりますが断熱材が入っていればまだいいほうですが!

北海道で初めてのグラスウール断熱開始が昭和40年(48年前)からだそうで・・・

ちなみに今現在のエアブレス断熱仕様(U様邸)は次回報告します!

 

さてN様邸は先日の地盤調査の結果から地盤改良杭の施工となりました。

基礎伏図をもとに立ち上がり部分に均等に荷重を分散させるように杭芯を設定します。

この設定芯をもとに一か所ずつ丁寧に始まりました!

さてようやく基礎工事の始まり・・・先ずは地固め

その後ベース筋および立ち上がり筋の施工完了後、第三者機関による配筋検査となります!

ここで意外と知らない瑕疵担保保険の流れですが・・・

瑕疵担保責任保険が義務付けになった今現在ではこの検査は必須になっており・・・

屋根完成時にもう一度検査が入り最終的に引き渡し時に報告書と諸々書類を併せ持って

保険証券(工務店用)と保険付保証明書(施主用)が発行される仕組みになっています!

 

配筋検査も無事終了し、一回目のコンクリートです!

雨が多くなるこれからの季節ですがあと二回のコンクリート打設が心配です!

たまに散歩で現場に来られるご主人様や奥様がビックリされるのもこれからです!

無事に快適なエアブレスマイホームが完成しますように!