実物の３Ｄ
先日の打ち合わせの時のお話し・・・
来月竣工予定のＪ様邸の今までに手掛けた図面の一部を振り返ります・・・
この図面達は御施主様の思いを確実に大工さんへ繋げる大事なもの！
御施主様の希望を良く聞いて、読み取って繊細に反映させなければ意味がなく！
このように御施主様ごとに一件一件のデザインや仕様が違う訳で・・・
１００％特注！・・・ある意味遣り甲斐満タン
パターン化されているシステムを量産している業者さんは面倒に感じるでしょうけど？
そんなことありません・・・正直ちょっとだけ面倒だけです！
何というか山登りと同じ？で完成したときの喜びは感無量！・・・ちょっと大袈裟？
しかも２回も喜びがあります。
１回目は思いを図面に反映したときに見せる御施主様の満足感！
２回目は実際に完成し出来上がった造作などを見た時の施主様の最高の笑顔！
やっぱりコツコツやるのが私の性分に合っています！
ちなみに今日の図面達はいわゆる確認申請に添付する必要はなく、後図面になります。
後図面とは設計段階で必ずしも必要としていない、又は変更のきく内容の仕様図の事。
後図面なんて聞いたこと無いよ？と・・・最もです。
一般的にはどこの業者様も当たり前に前図面システムでしょう！
前図面・・・つまり着工前に建物の詳細部分までを全て決めてから着工する。
うちの場合は、基本的な後々変更がきかない所、あるいは行政検査にかかる所などは
決めてから着工しますが、現場に影響無いところなど箇所の工事がギリギリまで選択ＯＫ！
後図面の良いところは建物が少しずつ出来上がっていき施主様が実物の３Ｄを見られた時！
やっぱりこっちの方が良かった！ 例えばこんな風に変更ききますか？ 等に・・・
柔軟に対応ＯＫです。
又、前図面システムの様に仕様変更での追加料金発生がないのが一番のメリットでしょう。
業者さんがまだ発注前なのになんで追加が発生するのでしょう？ なんて良く聞きます！
たくさんの従業員さんや広告費などの経費がかさむのでしょうか？
知らないと悲しい現実。
それでは図面達の紹介です。
①番 ＬＤＫ（吹き抜け）及び家事室、洗面所の展開図（東西南北から見たときの姿図）。
②番 家事室の洗濯機及び乾燥機台兼小物収納 家事室／ホールの縦２層横３層収納。
③番 クローゼット納戸物入れ等各種棚詳細図面
来月末の完成見学会が楽しみです！
