月別アーカイブ: 2009年12月

年末のご挨拶

年末のご挨拶

早いもので今年もあともう少し・・・10分ほどです。

弊社も、昨年同様、エアブレス工法をメインに「健康を増進し、安心で快適、そして
安全な住宅づくり」をテーマにスタートをさせていただきました。

特に100年に一度の大不況と言われ、はたまた政権が民主党に・・・
さあこれから少しは良くなるのかと思いきや?削減チームにより・・・

静かに今後の業界の動きを見守りたいと思います。

今後健康快適住宅として、定期点検、アフターサービスの訪問の折には、ご家族の皆様の
住み心地や快適さについて、様々なご意見、ご感想を頂戴する際が至福の時であると感じ
ております。

又、来年から社会問題になっている環境問題などに配慮し発表したエアテックをもとに
更なる作品作りに力を添えていきたいと思っております。

皆々様が幸多き新年をお迎えになりますことを心よりお祈りいたしまして、年末のご挨拶
とさせていただきます。

しつこい営業


     見学会会場でのお約束

しつこい営業

この頃(前からもですが・・・)
建設関係の営業マンはとてもなっていないと思います!

とにかく”しつこい”!!

朝であろうが夜であろうが、お客様の気持ちは関係なし!
電話や訪問を何度もしつこく繰り返し、あげくの果てには次のアポイントや
仮契約を迫ってきます。

皆さんは思いませんか!?ゆっくりいろいろな建設会社の建物を見て回りたい
でしょうし、勉強もしたい、住宅とはお客様にとって一生に一度の大きな買い物です。

ゆっくりいろいろ検討したい。
住まい造りとは本来であれば、お客様が中心でお客さま自身が考え、信頼できる
地域に根ざした業者を探し、その業者と力を合わせて進めていくものだと思います。

よく耳にする話ですが・・・
家をつくる側であるお客さまがお客さまのお手伝いをする立場である住宅業者に
一方的に営業活動されてしまい、お客様が遠慮したり、対等に話ができずに
悩んでいるのだとしたら・・・これほど悲しいことはありませんね。

ですのでカイハタ建設では、しつこい営業活動は一切しておりません。
ご安心下さい。
ゆっくりご検討下さり、その中でご縁がありましたら幸いです。

何を信じたらいいのか?

何を信じたらいいのか?

先日、中央区のN様邸で敷地の測量をしてきました。

写真の右側にある黄色い三脚みたいな物を駆使して?平板測量という測量を行います。
ちなみに左側に銀色の脚に黄色い頭の?・・・これはいわゆるレベルです。
レベルとはそのポイントごとの高さを確認する物で建築には必需品です。

平板測量とは敷地の角を図表上の線としてとりまとめ更に寸法をとる事でその線を
点として集約し、その点をつなぎ合わせ敷地形状を作図していきます。

簡単にいうと敷地をそのまま1/100にして、平板に書き込みしていく作業です。

最後の確認で境界点から境界点まで寸法を確認するわけですが結構
ビックリするくらい精度が良いものです・・・やり方にもよりますが!

大体1/1000位(10mで1cm)の寸法精度で測量が可能になります。
エッ本当って良く聞かれますが、これ本当!

今回のN様邸は敷地が101坪と聞いているのでとってもゆとりがあり、
建物の配置を考えるうえで結構自由度がありちょっと楽しみ!

たまたま御施主さまの家に当時(増築時)の確認申請があり敷地を
確認しながら測量することができました。助かりました。

この測量データを事務所に持ち帰り敷地の対角線を書き入れ寸法を測り準備OK!

次にパソコンのCAD(設計ソフト)を使い丁寧に敷地データを入力していきます。
ここで、注意するのは各寸法(境界杭間寸法)が正しく入力されているかどうか?

単純に四角い土地でも対角線を入れると6本の寸法線が有るわけで・・・
仮に5本の寸法がパーフェクトでも1本だけズレズレだと敷地の形状も面積も
変わってくるので大変です。これはとっても重要な作業の一つ。

当たり前の事ですがこの面積をもとに建ペイ率、容積率が決まってくるんですから。

狭い敷地の場合はここで間違うとプラン作成に影響したり後々まで困ります。

でも結構有るんでヨ!
一年くらい前でしたか?・・・民間の確認検査機関に書類をとりに行った先のすぐ隣の
受付で女性の設計者らしき方が係の方に陳情というか、頭を下げ下げ。

よくよく聞いて見ると完了検査を受けたはいいが、敷地と建物の寸法が違いすぎたらしく
再検査を受けることさえできず、先ずは計画変更確認申請を出してくださいと・・・
諭されていた訳です。

計画変更確認申請を出すのは良いけどそれが建築基準法に則っていなければこれは
ただ事ではすみません。もう完成してるのに・・・解体?・・・一部撤去?
冗談じゃ~有りません。

この世の中、姉歯事件の様な大きな案件だけでなく、作り手側の初歩的なミスによる
被害も結構多いものです。 何を信じたらいいのか?・・・気を付けましょう。

大きな買い物ですから何でも質問することです。あとは最低限の事は勉強しましょう。

本当にひと安心!

 

本当にひと安心!

この写真は雨漏り改修中の途中状況を撮影したものです。

一般的なリフォーム工事に見えますが金銭面で多少意味合いが違います・・・
それは御施主様の自己負担額が少なくとってもお得?という事。

普通に良くある話と誰もが思う事でしょう。ただ少し違うのは保険適用!と言う事。

一般的に雨漏りで困った時に施主様は請け負った工務店やメーカーに見てもらうのが通例。

前にもお話ししましたが・・・
このご時世! 既に倒産や自主廃業により見てもらうべき業者が存在しない・・・
と言う現状でとっても困っている方が多いらしく、公の機関や住宅センターなどへの
問い合わせが増えている様子。

今現在で、引き渡し後10年以内であれば旧住宅性能補償を使い、2割ほどの自己負担
のみで雨漏り改修工事をする事が出来ます・・・保険適用のメリット!

皆さん我慢せずハッと思ったら問い合わせましょう!
もちろん当時請け負った工務店が旧住宅性能補償の登録店であった場合に限ります・・・

当たり前の事ですが、なんでもかんでも保険が下りる訳が無く、現況写真や工事中
写真(上部左右の写真)、完成時写真、更に書類一式などが必要になります。

ちなみに、この工事はベランダを最初からやり直すという内容ですので結構たいへん!
何層にもなるベランダの床を全部撤去したので、ご覧の様に1Fのリビングの天井が見えます。

通常はネタの上にベニヤ2枚+不燃板1枚+FRPという様な施工構成になりますが、今回は
ちょっと違ってベニヤ2枚+FRP+モルタル+FRPという???な施工状況。

施主さんのお話だと以前にリビング天井に雨漏りが・・・又ベランダにも勾配が無かったそうです。
その後勾配付けのためにモルタルを・・・更にFRP防水。とりあえずこれで完璧なはずでした。

ところがFRPの施工に問題あり! 床部分しか施工せず、立ち上がりの施工が全くありません。
これによりモルタルとFRPの間に水が入り浮いた様になってしまった訳です。

と言うことで壊すのにとっても手間のかかった改修工事でした。

ちょっとは予測していたので大人数で対処でき雨の影響もなく本当に良かったです。

さあ明日はいよいよFRP防水です。これで肝心の雨仕舞いOK!

しかし雪マークが無くなって本当にひと安心!

最近の傾向

最近の傾向

12月5日(土)、6日(日)と緑区A様邸の構造見学会を無事に
終わらす事が出来ました。本当に沢山のご来場を頂きまして誠にありがたく、
感謝の気持ちでいっぱいです!

見学会を開催し最近気づく傾向としまして・・・

私どもは毎回お客様のご新築時にはお客様のご好意を頂きまして構造時と
お引き渡し時に見学会を開催させて頂きまして会社の宣伝をさせて
頂いてる訳なんですが、その際、新聞の折り込みなどにチラシを入れて
見学会開催の宣伝をしている訳です。

以前までは”カイハタ建設”と言う名前は知らない!と言う人がとても多く、
とても寂しいかったのですが・・・

最近では、独特な!?チラシの内容にしてきたせいか?

「前から気になっていた」「機会があったら行ってみたいと思っていた」
「どんな会社なの?」とか「面白そうな会社」などと少しずつではありますが・・・

名前を覚えて頂けるようになり、ご来場頂く方々がとても増えてきました。
まさに継続は力なりです。

とってもうれしい次第!!今後とも、もっと知名度を上げる為に・・・
更に、お客様の目線を意識した内容充実を目標に精進努力をして行きたいと思います!

☆☆☆☆A様邸構造見学会情報☆☆☆☆

 ~2009/12/5(土)12/6(日)開催~ 

 <ご来場ありがとうございました>

■ H様邸 39坪 ・・・・ 『 モダンスタイル 』
  (エアテック仕様)

INAXのエアブレス工法自体初めて知る方がほとんどだと思いますし知れば知るほど何故か、
『本当だったらスゴイね』と目からウロコ状態・・・最後はどなたもビックリされています。
どこも同じような「家」「工法」「デザイン」と思いの方、人生観を替えてみては如何でしょう。

                     (エアブレス自由化に伴い)
                     ・・・詳しくはこちら・・・
☆★☆★☆★☆★☆★ 新 商 品 発 表(エアテック仕様) ☆★☆★☆★☆★☆★

更なるメリット一覧
* オール電化仕様が可能になります。(全館暖房時の限界温度18℃) 
* 駆体工事や基礎工事のしばりが無く部材設定が自由になります。
* 真壁仕様が出来るようになります。      
* 異種工法やリフォームでの対応が可能になります。   
* 共通部材が安価にて提供できるようになります。

今回の見学会では構造部門(金物工法を採用した構造体)に加えエアブレスの機能面(全館
輻射暖房システム、優れた空気環境)を直接同時にご覧頂けます。
快適で安全な住まいが問われる中、業界で新システム、新工法が蔓延していますが今回、
他ではまず見る事が出来ない情報盛りだくさんの内容です。 どうぞお気軽にお越し下さい。
 

床下探検

床下探検

今日はひさしぶりのジトジト雨・・・朝より昼間の方が気温下がってません?

なんかちょっと肌寒い感じ。午後から緑区のK様邸にお邪魔させて頂きました。
全館暖房システムの家なので暖か~い・・・奥様も絶賛!

今朝8時に暖房を切ってから何も暖房はしていないそうです。でも気温20℃ジャスト
ちょうど午後3時だったので暖房を消してから7時間になる訳で・・・

K様自身も以前の家と比較し高気密・高断熱の意味合いのすごさを肌で実感
している様で、とても快適な暮らしを満喫されているそうです。

近くにお住まいの娘さんもたまにK様邸(実家)にくると暖かくて居心地が良いし
おまけに花粉症も軽くなるし、自分の家(築2年)との住環境の違いを改めて
実感している様です。

今日訪問したのは、暖房時の各部屋の温度差に一部、ちょっと開きがあるので温度調整
にきました。いつも各オーナー様には温度差2~3℃とお話させて頂いておりますが、
それ以上の場合は私が床下にもぐってダクト開口等で微調整を行っています。

自らがダクト配管の設計をして、床下全体に満遍なく空気の流れが届く様に想定している
のですが、すべてが毎回そんなに上手く行くわけではありません!

そんなときは、つなぎを着て懐中電灯片手にヨイショ、コラショってはいつくばりながら
目的のダクトまで這っていきます。結構これって楽しいものですよ!

なんか昔に戻った感じで、床下探検しているみたいでたまには良いものです。

ただうちの場合は潜る(温度調整)ことを前提にしてるのでどんな小さなお宅でも最低
3カ所は点検口を設置してますので、くれぐれも一般の建物の方はプロにお任せする様に・・・

通常は・・・カビ臭いし、埃っぽいし、おまけに出られなくなりますよ!

帰ってきてから気づきました。
カメラをわざわざ持って行ったのに、すっかり飛んでました。
夢中になって床下探検してたばかりに、ダクト調整の撮影することを忘れてた!

・・・と言うことでダクト図面をお見せします。

エアブレスの建物の場合は平面計画(間取り)がだいたい定まってきたら次に、
①ダクト計画(暖房計画)→ ②基礎計画 → ③筋交いなどの体力壁計算・・・
の順に決めていきます。

ダクト計画を最後にしてしまったら、今回の様な床下探検はできないでしょう!
ですので、どこもそうでしょうが高性能住宅って結構手間暇掛かり大変ですけど私の場合、
やっぱり遣り甲斐の方が断然大きいので全く苦でないのが正直なところです。