検査員のチェック
上の写真は稲毛区のH様邸(南西方向より撮影)です。
先日に完了検査が済み、後は外回りの工事を残すだけになり、いよいよ大詰めです。
よく「完了検査」って何?ってたまに聞かれます・・・これは行政検査と言われるもので
今では民間の確認検査機関でもやられています。
具体的に何をやるかというと確認申請時に提出した図面や書類に不一致が無いかどうかの
チェックを行います。ここ2,3年はシックハウスと火災報知器に重点をおいている様です。
検査員のチェック項目一覧・・・
チェック1 敷地境界からの建物の位置や高さがそれぞれ合っているか否か?
チェック2 間取りや窓の位置、ドアの位置などが平面図と合っているか否か?
チェック3 シックハウス法に基づく換気システム(給、排気口)は確保されているか否か?
チェック4 火災報知器は決められた場所(居室、台所、階段等)に取り付けられているか否か?
チェック5 シックハウス法に基づく4つ星の建材や内装材を使っているか否か?
木造の2階建てに限っては、ほとんどの場合が以上の内容(所要時間15分位)で終了・・・
えっ? 何でそれだけって・・・思う方がほとんどでしょう。
実際の完了検査(木造2階建て)では構造的なものや詳細事項などに触れてこないのが一般的で、
その内容に、そりゃ無いよ?どこが検査なのって思いの方がほとんどだと思います。現実!
うちとしては端から端まで見て頂きたく、換気システムはダクト方式でどうだこうだって
いろいろ蓋を開けたり、点検口を開けたり説明するんですが、検査員は給、排気口があれば
それだけで良いみたいで、換気が十分働いているかどうかは関係ないみたいに見受けられます。
6,7年前のシックハウス法施行に伴う講習会の時でしたが、換気システムは付けることに
意味があり、使うことは施主の自由だ!という噂話を聞いたことがあります。
そう言われればそうだけど、なんかちょっと寂しくないですか?・・・
さて、H様邸完成見学会も今月、21(土)、22(日)、23(月)の3日間で確定、一安心。
週間天気予報では、長雨の心配も無さそうだし後は当日の天気と気温を願うばかり!
弊社見学会ではご来場のお客様に驚異の全館暖房(六面輻射暖房)システムを体感し、
床暖房やファンヒターなどの直接暖房と比較して、違いを体で実感して頂きたい為に
普通の見学会と逆で・・・気温が低く寒寒しい日をいつも期待してる訳です?
1週間ほど前にとても寒い日が1日だけありましたが、あの寒さはまだ当分先だろ~ナ。