2014年」カテゴリーアーカイブ

高価覿面?なのです!

千葉市エアブレス U様邸 その後・・・

前回、断熱材のはなしで止まっていたU様邸も造作下地工事に入りました。

右側のダブル筋交いのところに見える横桟は胴縁といい石膏ボードの下地になります。

乾燥や地震時などにボード間の開きを和らげ壁紙・塗り壁などの仕上げ材からでる

クラックを防止してくれる効果があります。

胴縁を使えば建物の伸縮に追従し効果覿面なのですが最近ではどこも直貼りが多いようです!

高価覿面?なのです!

さて、次の写真は天井をご覧ください!

ちょっと分かりずらいですが赤矢印の丸い穴が通気層(エアブレス/内通気)になります。

24時間換気や外側通気(自然通気)と間違えやすいのでご注意を!

この丸穴は直径60mmあり均一的なサイズとピッチで穴があけられています!

これは全館に循環空気を通す穴でエアブレスの機能上とっても重要です! 

耐震目的の2階剛床(厚み28mm)が故に構造的に心配されて良く聞かれますが?

もちろん構造的視点から見た公の認定(型式認定/長期性能タイプ)も取得済み。

ちなみに左上の銀色は上部ルーフバルコニーとなり防湿層施工したものです。

省エネの時代真っ只中・・・どこもかしこも断熱材をダブルトリプル!

アイスクリームじゃないんだから!

断熱ばかりに固執してしまうとその代償が怖い!

 

こんな感じになっちゃったら本当に怖い! 

屋根のてっぺんが火事?

このお宅、当時の工務店が倒産したという事で4年前に公の機関から依頼があった物件。

築10年・・・結露って酷すぎる!

絶対に同じことにならないように棟換気を施しました。

やっぱり通気です。温度差には換気です! だから通気!

だからエアブレス!

家じゅうに空気を回すことが建物を長持ちさせるのに最善策!

でも手間もお金もかかるし、それより何しろ技術が・・・

技術が伴う面倒な工事はなかなか普及しないものです!

でも・・・後悔しても家だけは返品が出来ませんから!

全ての柱にホールダウン金物

千葉市エアブレス N様邸 その後・・・

前回の蓄熱コンクリートから数日後、ようやく木工事の始まりです。

土間の水分が完全に抜け切ってないのでまだ、斑模様ですが少しずつ白一色になっていきます。

 

さて作業前、建物周辺にブルーシートを張って泥んこ養生をして、先ずは土台敷きからスタート!

何事も慣れ過ぎない事が大事!と言い聞かせ!

慎重に墨だしを行いアンカー芯を出し、その後一か所ずつ穴をあけていきます!

土台に垂直にドリルで穴を開けるんだけど真垂直に穴をあけるって結構むずかしいんですよ!

穴あけ後はパッキン(エアブレス用気密)を敷きこみ土台を敷いていきます。

ちなみにヒバ材の4寸角!

午後中盤には土台敷きこみはほとんど終了!

無事に終了し安堵の瞬間!

よく見ると土台天端から金物工法ならではの、ほぞパイプがあっちこっちから出てます!

これは簡単に言うと全ての柱にホールダウン金物があるのと同じ構造になります!

耐震もここまで来たかと・・・改めて時代を感じます。

真白い基礎に・・・ご近所が集まります!

そのたびに得意になって他とはちょっと違うエアブレスの仕組みを説明!

後悔しても家だけは返品が出来ませんから!

5/17(土)5/18(日)構造見学会開催

前回の立ち上がりコン(2回目)打設養生後・・・

他とはちょっと内容が違います!

1回目の土間に厚さ50mm の断熱材を敷き込みワイヤーメッシュを並べていきます。

ここに、更にコンクリートを流します。(蓄熱コンクリート)『3回目』

断熱材をサンドイッチにする様にコンクリートを打設。

このような行程を経て、強靱で保温力バッチリな2重ベタ基礎工法が完成します。

いつも工事過程において、基礎を作っている時、近隣の方々などから、毎回基礎が凄い!!

お褒めのお言葉を頂くのですが・・・

見学会などを開催する時は床まで塞がっている事が多くお見せすることが出来ないので少し残念。

今週末の5/17(土)5/18(日)・・・構造見学会を開催します!

他とはちょっと違うエアブレスの仕組みをご覧いただけます!

後悔しても家だけは返品が出来ませんから!

ほどほどな価格で冬暖かく夏涼しく腐らない住宅

 

前回、お話しした断熱材のはなし

写真は上棟後のU様邸の屋根断熱および壁断熱の施工状況です。

上棟後、屋根垂木を架けたあと断熱材を敷きこんでいきます!

この断熱材は幅が垂木間に収まる様な設計になっていて敷きこみ後、左右の

クリアランス(あそび)が5mm程度になります。

そしてそこの隙間に発泡ウレタンを注入して気密をとっていきます。

垂木と断熱材が段違いになっているのがわかりますが、ここは35mmの段差があり

この屋根勾配なりの隙間を利用して外側通気ができる仕組みになっています!

エアブレスの場合、内側通気(清浄空気循環)が標準仕様になっているので・・・

これにより屋根・壁全部ともに内外二重通気が可能となります。

そんなエアブレスのお家って・・・どんな快適な空間になっちゃうの?

こんな感じ!

 

壁は外周部前部に耐震面材をはり断熱材を入れていきます!

ちなみに断熱材は硬質ウレタン(イソシアヌレート)を採用しています!

熱伝導率は0.021になり、今までのグラスウールなどと比べると断熱性の違いは歴然!

ただ性能は当然の事。 それよりもっと重要なのは・・・

繊維状断熱材のグラスウールやロックウールには重大な欠点が存在するという事。

繊維状断熱材は湿気に弱いということ。

ただ・・・断熱材に硬質ウレタンを使うのもコスト的に厳しいのが事実!

どうしても家の坪単価が上がり気味になります!

仕方ないかな!

でもね・・・断熱材などの資材よりもっともっと高いのは実は人件費なんです!

ほどほどな価格で冬暖かく夏涼しく長持ちしにくい住宅

ほどほどな価格で冬暖かく夏涼しく絶対腐らない住宅

あなたならどうします?

今月半ば・・・構造見学会を開催します!

タイミングがいいですね!

『ほどほどな価格で冬暖かく夏涼しく腐らない住宅』の仕組みをご覧いただけます!

後悔しても家だけは返品が出来ませんから!

意外と知らない瑕疵担保

ゴールデンウィーク最終日ですが今日は朝から曇りがちで涼しい・・・

さて先日地鎮祭報告させていただいた緑区N様邸のエアブレス基礎工事が始まりました。

長年暮らしていたお家から終の棲家へとエアブレス工法を選択されたN様!

40年以上前の住宅とエアブレスを比べると???

比較に? ならないですが・・・

構造はもちろんの事!

性能であれば特に気密・断熱仕様が全く違うと思います!

当時であれば工務店にもよりますが断熱材が入っていればまだいいほうですが!

北海道で初めてのグラスウール断熱開始が昭和40年(48年前)からだそうで・・・

ちなみに今現在のエアブレス断熱仕様(U様邸)は次回報告します!

 

さてN様邸は先日の地盤調査の結果から地盤改良杭の施工となりました。

基礎伏図をもとに立ち上がり部分に均等に荷重を分散させるように杭芯を設定します。

この設定芯をもとに一か所ずつ丁寧に始まりました!

さてようやく基礎工事の始まり・・・先ずは地固め

その後ベース筋および立ち上がり筋の施工完了後、第三者機関による配筋検査となります!

ここで意外と知らない瑕疵担保保険の流れですが・・・

瑕疵担保責任保険が義務付けになった今現在ではこの検査は必須になっており・・・

屋根完成時にもう一度検査が入り最終的に引き渡し時に報告書と諸々書類を併せ持って

保険証券(工務店用)と保険付保証明書(施主用)が発行される仕組みになっています!

 

配筋検査も無事終了し、一回目のコンクリートです!

雨が多くなるこれからの季節ですがあと二回のコンクリート打設が心配です!

たまに散歩で現場に来られるご主人様や奥様がビックリされるのもこれからです!

無事に快適なエアブレスマイホームが完成しますように!

在来での一番の弱点

更新がまたまた遅くなりました・・・

緑区U様邸ですが先日のよき日、無事上棟し木工事が始まりました!

今朝から雲行きが怪しくなってきたのでちょっと心配ですが風がないのでまだいいか!

 

さて、先ずは上棟日の様子です。

1階の柱を土台のホゾパイプに差し込んで、ピン位置を合わせピンを打ち込んでいきます!

ちなみにこのピン1本で1トンまでの引き抜きに作用します。

地震が来ても安心ですね!

 

最近は巷でも骨太仕様(梁せい)を見かける事が多くなってきましたが・・・

ピンを使う金物工法はまだ業界のシェア50パーセントに満たないそうです!

一番ネックになっているのが価格帯だそうで・・・確かに高いですが!?

せっかくの新築なのに・・・

構造的視点で考えたとき、昔から在来での一番の弱点・・・

それは柱と柱や柱と梁、梁と梁などあらゆる継ぎ目の考え方!

そんな継ぎ目を強靭にしカバーした画期的な金物工法!

特に耐震に一番影響がある箇所だけに弊社では切り離せないんです!

そんなこんな説明しているうちに無事に立ち上がりました・・・

最後は施主様と一緒にお清めです・・・

無事に快適なマイホームが完成しますように!

密かに楽しみなんです!

 

更新が遅くなりました・・・

基礎工事が無事終了した緑区U様邸の木工事が始まりました!

昨晩の雨も上がり良き日の大工始めとなりました。

立ち上がり基礎型枠の白い発泡枠(ベースフォーム)がまぶしいです!

さて、先ずは土台敷きです。

昔と比べアンカーのピッチが狭くなりました・・・

ちなみに弊社のアンカーピッチは1m以内としております。

基礎にすみを出し・・・土台材を配りアンカー芯を出し・・・

キリで穴を開け土台を並べ繋ぎ敷いていきます・・・

最後はしっかりナットで締め付け完了です!

西日の傾く頃粗方終了!

確認作業の後清掃・・・

次回の上棟にバトンタッチ

いつもながら・・・施主様の喜ぶ顔が密かに楽しみなんです!

じっくり腰を据えて考えましょう!

 

先日の晴れた日の良き日・・・午前中に地鎮祭が執りおこなわれました!

写真は神主さんを迎え準備している最中です。

さてこの風景がどう変わるのでしょう?

とっても楽しみです!

このN様は43年間住まわれたお宅を解体し終の棲家を・・・

そう願ってエアブレスを選択されたご夫婦様です!

心身共に健康・快適でゆとりあるすまいの実現に向け・・・

この地でエアブレスの歴史が始まります!

無事に我が家が完成しますように!

新居をお考えの方!

消費税も上がっちゃった事だし・・・じっくり腰を据えて考えましょう!

後悔しても家だけは返品が出来ませんヨ!

返品が出来ません!

 

緑区U様邸の基礎工事の続き・・・

その前にエアブレスの基礎のポイント/重要です

*基礎の根入れ深さ(地盤から基礎を埋める深さ)が深いので当然、地盤への食いつきが良く安定
 (一般的な基礎の根入れ深さ/約20cm、エアブレスの基礎の根入れ深さ/40cm)

*ベースコンクリート上全面に断熱材を敷き込みその後、蓄熱コンクリートを打設
 (一般的な基礎断熱は30mmの断熱材を外周部1mだけ敷き込んで基礎断熱仕様と言われます) 

さて前回は基礎断熱枠が組み上がった写真まででした。

立ち上がり高さ600mm (うち550mmまで打設)基礎立ち上がり巾150mmという仕様。
枠は発泡断熱材で厚みが50mm で基本的に打設後もはずしません。

左写真は立ち上がり打設を完了し養生後、隙間無く50mmの断熱材を敷き込んみ・・・

更に敷き込み上がった断熱材の上にワイヤーメッシュを敷き込んで完了した様子です。

右写真は、その後蓄熱コンクリート100mmを打設。

あとは敷地内の建物周りにブルーシート養生を施し終了!

この後は、しっかりコンクリートを養生! 

足場を掛け・・・木工事にバトンを渡します!

ご近所様にエアブレスの基礎現場をご覧頂き、改めて後悔している方を見かけます!

皆さんはどうですか!

「うちは一般的な基礎断熱でいいよ!」・・・本当ですか?

しかし名前だけの一般的な基礎断熱で多額のオプション費が・・・?

何が良くて何を信じて良いか・・・分からないですよね。

今の時代、家を建てるのにも相当勉強しないと・・・後悔しても家だけは返品が出来ません!

何となく分かります!

先週、親戚の不幸があったのでバタバタしていましたが・・・

今週はというと朝から雨模様! とても自分らしい?!

そんな雨の墓参りも慣れたものです。

早いもので今日が4回目の命日になります。

母が好きでたまにつくった煮物を今回は子供達に造ってもらいました・・・

最近は高学年になった長女の真似をして真ん中の娘も朝ご飯?を造るようになりました!

何とか食べられる煮物! を口にして母はどれだけ喜ぶことでしょう!

きっと喜ぶ事でしょう! 何となく分かります!

おもしろいものでお墓参りや料理も自然に受け継いでいくんだな!

そんな風に思いました。

悪天候で今日は電話が鳴らず静かな雨の日曜日!

こんな日は図面を仕上げましょう。

N様邸の確認申請図書、明日なんとか提出出来るかな?

 

さて次の写真は先日始まった、緑区のT様邸の水回り全般改修工事の様子です

先ずは時間のかかるお風呂から始まり!

ちなみにこのお宅は20年ほど前にMホームさんで新築されたそうです・・・

ツーバイフォーの建物のため、注意しなければならない箇所が多そうです!

丁寧に時間をかけ解体していきます!

お風呂の解体作業ではコンクリートガラや木片など考えられないほどゴミがでるものなんです!

今回は予想を超え、3割り増しほど・・・産廃処理が必要となりそうです!

解体後・・・

浴室改修でUB設置の為、FL-400mmでの土間コンクリート打設!

設置準備完了

次回、真新しいUBが入ります・・・

解体から約一週間・・・待ちに待ったピカピカのお風呂が!

施主様だけでなく私自身も楽しみなんです!