2009年」カテゴリーアーカイブ

年末のご挨拶

年末のご挨拶

早いもので今年もあともう少し・・・10分ほどです。

弊社も、昨年同様、エアブレス工法をメインに「健康を増進し、安心で快適、そして
安全な住宅づくり」をテーマにスタートをさせていただきました。

特に100年に一度の大不況と言われ、はたまた政権が民主党に・・・
さあこれから少しは良くなるのかと思いきや?削減チームにより・・・

静かに今後の業界の動きを見守りたいと思います。

今後健康快適住宅として、定期点検、アフターサービスの訪問の折には、ご家族の皆様の
住み心地や快適さについて、様々なご意見、ご感想を頂戴する際が至福の時であると感じ
ております。

又、来年から社会問題になっている環境問題などに配慮し発表したエアテックをもとに
更なる作品作りに力を添えていきたいと思っております。

皆々様が幸多き新年をお迎えになりますことを心よりお祈りいたしまして、年末のご挨拶
とさせていただきます。

しつこい営業


     見学会会場でのお約束

しつこい営業

この頃(前からもですが・・・)
建設関係の営業マンはとてもなっていないと思います!

とにかく”しつこい”!!

朝であろうが夜であろうが、お客様の気持ちは関係なし!
電話や訪問を何度もしつこく繰り返し、あげくの果てには次のアポイントや
仮契約を迫ってきます。

皆さんは思いませんか!?ゆっくりいろいろな建設会社の建物を見て回りたい
でしょうし、勉強もしたい、住宅とはお客様にとって一生に一度の大きな買い物です。

ゆっくりいろいろ検討したい。
住まい造りとは本来であれば、お客様が中心でお客さま自身が考え、信頼できる
地域に根ざした業者を探し、その業者と力を合わせて進めていくものだと思います。

よく耳にする話ですが・・・
家をつくる側であるお客さまがお客さまのお手伝いをする立場である住宅業者に
一方的に営業活動されてしまい、お客様が遠慮したり、対等に話ができずに
悩んでいるのだとしたら・・・これほど悲しいことはありませんね。

ですのでカイハタ建設では、しつこい営業活動は一切しておりません。
ご安心下さい。
ゆっくりご検討下さり、その中でご縁がありましたら幸いです。

何を信じたらいいのか?

何を信じたらいいのか?

先日、中央区のN様邸で敷地の測量をしてきました。

写真の右側にある黄色い三脚みたいな物を駆使して?平板測量という測量を行います。
ちなみに左側に銀色の脚に黄色い頭の?・・・これはいわゆるレベルです。
レベルとはそのポイントごとの高さを確認する物で建築には必需品です。

平板測量とは敷地の角を図表上の線としてとりまとめ更に寸法をとる事でその線を
点として集約し、その点をつなぎ合わせ敷地形状を作図していきます。

簡単にいうと敷地をそのまま1/100にして、平板に書き込みしていく作業です。

最後の確認で境界点から境界点まで寸法を確認するわけですが結構
ビックリするくらい精度が良いものです・・・やり方にもよりますが!

大体1/1000位(10mで1cm)の寸法精度で測量が可能になります。
エッ本当って良く聞かれますが、これ本当!

今回のN様邸は敷地が101坪と聞いているのでとってもゆとりがあり、
建物の配置を考えるうえで結構自由度がありちょっと楽しみ!

たまたま御施主さまの家に当時(増築時)の確認申請があり敷地を
確認しながら測量することができました。助かりました。

この測量データを事務所に持ち帰り敷地の対角線を書き入れ寸法を測り準備OK!

次にパソコンのCAD(設計ソフト)を使い丁寧に敷地データを入力していきます。
ここで、注意するのは各寸法(境界杭間寸法)が正しく入力されているかどうか?

単純に四角い土地でも対角線を入れると6本の寸法線が有るわけで・・・
仮に5本の寸法がパーフェクトでも1本だけズレズレだと敷地の形状も面積も
変わってくるので大変です。これはとっても重要な作業の一つ。

当たり前の事ですがこの面積をもとに建ペイ率、容積率が決まってくるんですから。

狭い敷地の場合はここで間違うとプラン作成に影響したり後々まで困ります。

でも結構有るんでヨ!
一年くらい前でしたか?・・・民間の確認検査機関に書類をとりに行った先のすぐ隣の
受付で女性の設計者らしき方が係の方に陳情というか、頭を下げ下げ。

よくよく聞いて見ると完了検査を受けたはいいが、敷地と建物の寸法が違いすぎたらしく
再検査を受けることさえできず、先ずは計画変更確認申請を出してくださいと・・・
諭されていた訳です。

計画変更確認申請を出すのは良いけどそれが建築基準法に則っていなければこれは
ただ事ではすみません。もう完成してるのに・・・解体?・・・一部撤去?
冗談じゃ~有りません。

この世の中、姉歯事件の様な大きな案件だけでなく、作り手側の初歩的なミスによる
被害も結構多いものです。 何を信じたらいいのか?・・・気を付けましょう。

大きな買い物ですから何でも質問することです。あとは最低限の事は勉強しましょう。

本当にひと安心!

 

本当にひと安心!

この写真は雨漏り改修中の途中状況を撮影したものです。

一般的なリフォーム工事に見えますが金銭面で多少意味合いが違います・・・
それは御施主様の自己負担額が少なくとってもお得?という事。

普通に良くある話と誰もが思う事でしょう。ただ少し違うのは保険適用!と言う事。

一般的に雨漏りで困った時に施主様は請け負った工務店やメーカーに見てもらうのが通例。

前にもお話ししましたが・・・
このご時世! 既に倒産や自主廃業により見てもらうべき業者が存在しない・・・
と言う現状でとっても困っている方が多いらしく、公の機関や住宅センターなどへの
問い合わせが増えている様子。

今現在で、引き渡し後10年以内であれば旧住宅性能補償を使い、2割ほどの自己負担
のみで雨漏り改修工事をする事が出来ます・・・保険適用のメリット!

皆さん我慢せずハッと思ったら問い合わせましょう!
もちろん当時請け負った工務店が旧住宅性能補償の登録店であった場合に限ります・・・

当たり前の事ですが、なんでもかんでも保険が下りる訳が無く、現況写真や工事中
写真(上部左右の写真)、完成時写真、更に書類一式などが必要になります。

ちなみに、この工事はベランダを最初からやり直すという内容ですので結構たいへん!
何層にもなるベランダの床を全部撤去したので、ご覧の様に1Fのリビングの天井が見えます。

通常はネタの上にベニヤ2枚+不燃板1枚+FRPという様な施工構成になりますが、今回は
ちょっと違ってベニヤ2枚+FRP+モルタル+FRPという???な施工状況。

施主さんのお話だと以前にリビング天井に雨漏りが・・・又ベランダにも勾配が無かったそうです。
その後勾配付けのためにモルタルを・・・更にFRP防水。とりあえずこれで完璧なはずでした。

ところがFRPの施工に問題あり! 床部分しか施工せず、立ち上がりの施工が全くありません。
これによりモルタルとFRPの間に水が入り浮いた様になってしまった訳です。

と言うことで壊すのにとっても手間のかかった改修工事でした。

ちょっとは予測していたので大人数で対処でき雨の影響もなく本当に良かったです。

さあ明日はいよいよFRP防水です。これで肝心の雨仕舞いOK!

しかし雪マークが無くなって本当にひと安心!

最近の傾向

最近の傾向

12月5日(土)、6日(日)と緑区A様邸の構造見学会を無事に
終わらす事が出来ました。本当に沢山のご来場を頂きまして誠にありがたく、
感謝の気持ちでいっぱいです!

見学会を開催し最近気づく傾向としまして・・・

私どもは毎回お客様のご新築時にはお客様のご好意を頂きまして構造時と
お引き渡し時に見学会を開催させて頂きまして会社の宣伝をさせて
頂いてる訳なんですが、その際、新聞の折り込みなどにチラシを入れて
見学会開催の宣伝をしている訳です。

以前までは”カイハタ建設”と言う名前は知らない!と言う人がとても多く、
とても寂しいかったのですが・・・

最近では、独特な!?チラシの内容にしてきたせいか?

「前から気になっていた」「機会があったら行ってみたいと思っていた」
「どんな会社なの?」とか「面白そうな会社」などと少しずつではありますが・・・

名前を覚えて頂けるようになり、ご来場頂く方々がとても増えてきました。
まさに継続は力なりです。

とってもうれしい次第!!今後とも、もっと知名度を上げる為に・・・
更に、お客様の目線を意識した内容充実を目標に精進努力をして行きたいと思います!

床下探検

床下探検

今日はひさしぶりのジトジト雨・・・朝より昼間の方が気温下がってません?

なんかちょっと肌寒い感じ。午後から緑区のK様邸にお邪魔させて頂きました。
全館暖房システムの家なので暖か~い・・・奥様も絶賛!

今朝8時に暖房を切ってから何も暖房はしていないそうです。でも気温20℃ジャスト
ちょうど午後3時だったので暖房を消してから7時間になる訳で・・・

K様自身も以前の家と比較し高気密・高断熱の意味合いのすごさを肌で実感
している様で、とても快適な暮らしを満喫されているそうです。

近くにお住まいの娘さんもたまにK様邸(実家)にくると暖かくて居心地が良いし
おまけに花粉症も軽くなるし、自分の家(築2年)との住環境の違いを改めて
実感している様です。

今日訪問したのは、暖房時の各部屋の温度差に一部、ちょっと開きがあるので温度調整
にきました。いつも各オーナー様には温度差2~3℃とお話させて頂いておりますが、
それ以上の場合は私が床下にもぐってダクト開口等で微調整を行っています。

自らがダクト配管の設計をして、床下全体に満遍なく空気の流れが届く様に想定している
のですが、すべてが毎回そんなに上手く行くわけではありません!

そんなときは、つなぎを着て懐中電灯片手にヨイショ、コラショってはいつくばりながら
目的のダクトまで這っていきます。結構これって楽しいものですよ!

なんか昔に戻った感じで、床下探検しているみたいでたまには良いものです。

ただうちの場合は潜る(温度調整)ことを前提にしてるのでどんな小さなお宅でも最低
3カ所は点検口を設置してますので、くれぐれも一般の建物の方はプロにお任せする様に・・・

通常は・・・カビ臭いし、埃っぽいし、おまけに出られなくなりますよ!

帰ってきてから気づきました。
カメラをわざわざ持って行ったのに、すっかり飛んでました。
夢中になって床下探検してたばかりに、ダクト調整の撮影することを忘れてた!

・・・と言うことでダクト図面をお見せします。

エアブレスの建物の場合は平面計画(間取り)がだいたい定まってきたら次に、
①ダクト計画(暖房計画)→ ②基礎計画 → ③筋交いなどの体力壁計算・・・
の順に決めていきます。

ダクト計画を最後にしてしまったら、今回の様な床下探検はできないでしょう!
ですので、どこもそうでしょうが高性能住宅って結構手間暇掛かり大変ですけど私の場合、
やっぱり遣り甲斐の方が断然大きいので全く苦でないのが正直なところです。

猫の手も・・・

猫の手も・・・

先週の見学会が無事終了し、間髪入れず今度は来週の構造見学会の準備です。

先日、H様邸見学会に来てくださったお客様にお礼状をお送りしました。
ちなみに弊社では、他社でいう営業活動っていう事を基本的にしておりません。
というより基本的に営業ができません。ですからこれくらいしかできません。

元々私自身が技術上がりなもので、かしこまったトークや笑顔ができません。
すでにお付き合いさせて頂いたオーナー様達はこれを見て“納得”と笑っているでしょう!

ということで・・・
見学会開催→お礼状→見学会ご案内→見学会開催の繰り返しになるわけです。

今月末はお礼状とご案内がほぼ同時になるので結構忙しかった。更に恒例の情報誌
(弊社月刊誌)の制作があり、まさに「猫の手も・・・」という状態。

おかげさまで情報誌は皆さんから貴重なご意見を頂き、様々な嗜好のバリエーションに
富んだ内容でお陰様で結構はウケが良いようです。近々HPでもアップします!

と言うことで2現場連続見学会に加え情報誌制作と年末のカレンダーの準備で大忙し。

極めつけは1台パソコンが壊れて機動しません。昨日ちょうど、デルの修理屋さんが横で
パソコンをバラバラにしOS再インストール等々。結構かかるんですね~!

結局真っ新にするのにチェックを含め3時間超え。まだかなまだかなって感じ!

そのあと船橋市のA様邸まで行かなければなりません。午後とは言ったもの・・・

刻々と夕方の4時前、しかも土曜日の夕方なのでだいたい想像がつきます。

ひとっ走りって・・・事務所を出て5分でもう大渋滞!!

A様大変お待たせしてごめんなさい。

連休って大嫌い

連休って大嫌い

今日は朝八時半から緑区のA様邸で構造体の検査です。

又です。前回の配筋検査(10/14)に続き連休のおかげで担当検査員と連絡自体がとれず!

ようやく昨日、連絡がつき、無理無理に朝一で検査予約を入れて頂きました。

本当に有り難い事。感謝・感謝!  しかし、連休って大嫌い・・・

でも、連休のおかげで見学会も盛況だったし単に大嫌いとも言えないか?
3日目(11/23)の千葉駅伝の影響も無かったし、天候もさほど崩れず総合的にはOK。

特に2日目は外気温7~8℃と寒かったので室内の21~22℃との差に誰もが一言目
「あ~暖か~い」、二言目「これ床暖房でしょう」って・・・三言目「うちと同じ?」・・・

この建物はエアコンやファンヒーターなどは一切使用せずエアブレスのメイン機能だけで
暖めている輻射暖房ですって説明すると皆さん目を丸くしてびっくりされていました。

来場者の最近の傾向はとしては、ソーラーシステムを是非新築時にやりたい・・・
               オール電化でエアブレスの様な建物はできないか・・・
               どうせ建てるなら長期優良住宅がいい・・・
などなど、比較的に皆さん国の施策を考慮し行く末をあんじ、今までと比べると
多方面で勉強されている方が多くなってきました。

特に弊社では、いろんな会社のいろいろな意見を聞いたりや展示物などを見て回って勉強
された方が良いですよと・・・急がずゆっくり吟味して決めていった方が良いですよって
必ずアドバイスをします。

何故か売りに走らないせいか、最近2回目、3回目の来場者が多くなってきました。
更にありがたいのはお引き渡ししたオーナー様達が毎回遊びに来てくれる事です。

来月初めには今年最後の構造見学会があるので皆さん遊びにきてくださ~い! 

見えなくなる所ですが・・・

見えなくなる所ですが・・・

今回のひとりごとは
*完成見学会間近と言うことで塞がれてしまってちょっと解りつらい・・・
*一番重要なところなのにシステムが解りにくいというご要望が多い・・・
基礎工事の行程(エアテック仕様)に触れてみました。

カイハタ建設の基礎は強靱な基礎工法になっています。

1、まずは丁寧に手作業でグリ石を隙間なく敷いていきランマーで固めます。
  通常の砕石を敷き詰めるよりはるかに基礎をしっかり支え地耐力を確保します。

2、その後、防湿シートを張り鉄筋を組みます。
  配筋ピッチ、鉄筋径などは基より重ね継手や隅部補強等チェック。
  通りの確認と各通りのモジュールピッチは特に注意が必要。
  鉄筋が組み終わりましたら、配筋検査を受けます。

3、配筋検査終了後、一度目のコンクリート(ベースコンクリート)を流し、
  荒均し後水引を待ち2度目の金鏝押さえ仕上げを施します。『1回目』

4、基礎立ち上がり部にベースフォームをセットします。
  対角寸法精度で建物の精度が左右されますのでここが要注意!
  土台や柱の設置時に最善の強度が得られるようにアンカーボルトやホールダウン金物の
  位置付けを再チェックします。その後、隙間なくコンクリートを流し込みます。『2回目』
  ベースフォームにより断熱効果覿面! 更にコンクリートの強度も木枠に比べ30%アップ。

5、中土間に厚さ50mm の断熱材を敷き込みワイヤーメッシュを並べていきます。
  ここに、更にコンクリートを流します。(蓄熱コンクリート)『3回目』
  断熱材をサンドイッチにする様にコンクリートを打設。

6、その様な行程を経て、強靱で保温力バッチリな2重ベタ基礎工法が完成します。

いつも工事過程において、基礎を作っている時、近隣の方々などから、毎回基礎が凄い!!と
お褒めのお言葉を頂くのですが、見学会などを開催する時は床まで塞がっている事が多くお見せ
することが出来ないので少し残念。

詳しくはホームページ上の(工事の流れ)を参照してみて下さい。

明日よろしくネ

明日よろしくネ

雨雲の隙間をぬってようやく昨日、H様邸のコンクリート工事が終わりました。

コンクリート工事って言ってもガレージと犬走りのコンクリートを流し、荒均しを行い
その後、時間をおき水引きを読みながら金鏝でならして仕上げていく作業です。

なかなか簡単に見えて実はとっても難しい作業で、熟練された職人の技が必要になります。
今回のような土間打ちの時に弊社では必ずB工業所(左官業者)のYさんを指名いたします。

とっても失礼なお話で、申し訳ありませんが職人さん個々にも得意、不得意?というか
上手い、下手があり弊社ではこのように譲れない作業が数多くあります。

特に下地作業に比べ、仕上げ作業は見た目が特に肝心で、下地作業のような機能性を
持ち合わせる事はもちろんですが、左官の場合見た目の平滑な美しさが求められます。

ちなみに右側でタオルを被って長い棒みたいなもので荒均しをしている方がYさんです。

今日もでした・・・いつものことですが
この方が均していると、知り合いの協力業者が目で盗もうと腕組みに顔斜め。無理でした!
何回見てもこればっかりは、経験と生まれ持った絶妙なカンとセンスだそうです。

さて、毎年恒例の慰安旅行(15.16)を今回は養老渓谷で行いました。

慰安旅行と言っても夕方集合、翌朝解散というほぼ半日行程の忙しくささやかなものです。

去年に引き続き、参加する中でもゴルフ好きという数人と伊藤園レディストーナメント
(長南町)を観戦、経由して宿まで・・・という流れです。

今年はゴルフ場から宿まで1時間程度でしたが去年は宿が館山?だったので混んでいて
3時間以上もかかり、危うく幹事の私が宴会を中止にしてしまうところでした。

今回こそ、ゆっくりしたいのは山々ですが明日の工事に備え、若干お酒を控えめに・・・
朝一番の朝食に朝2番のコンクリート打設というとっても忙しく楽しい一日でした。

右の写真はそんな明日に願いを込めて「明日よろしくネ」ってお酌に廻っている私!