誰に祈れば良い
今日のニュースの一面記事・・・震災の犠牲者 大幅増のおそれ。
『 東北関東大震災の発生から25日で2週間になりますが死亡した人は、これまでに確認された
だけでも9811人に上り、警察に届け出があった行方不明者をあわせると2万7000人を超え
ています。これとは別に、津波で壊滅的な被害を受けた沿岸部の自治体の中には1万人を超える
住民の安否が確認できなくなっているところもあり、犠牲者の人数は、今後、大幅に増えるおそれ
が強くなっています。』
更にとんでもない被害になってしまった今回の地震で飛び火するかのようにガソリン、水、電池等
お店から無くなった時期がありましたが、今回は水が基準値を超えたと・・・?
放射能なんて一般市民には無縁だったのでその反響たるものは凄いらしいですね!
花粉が今年は10倍らしいですよとは次元が違いますからね。
昨日時点でスーパーには水どころかジュース、牛乳、麦茶までひととおり空っぽ状態だそうです!
うちにも小さい子供がいますが、たまたまクリクラが入っているので当分は凌げそうですが・・・
まあ、なんだかんだいっても東北の被災者方から比べれば何でもないというレベルです。
今、自分が出来る最大限の事を一生懸命するべき!
さて、進行中の中央区N様邸も基礎工事から土台敷きまで終わり、明日無事に上棟を迎えます・・・
ここで、途中段階の基礎工程を紐解きながらご紹介します・・・
今までに何度かエアブレスの基礎を説明したことが有りますが一般の基礎スペックと違い、枠の
仕様や部材まで異なるのでちょっと解りづらく・・・
度々説明をさせて頂きましたが今回は詳細にいきます!
まず、通常のべた基礎の基本である全面のベースコンクリートが終わった所からご説明します。
その前にエアブレスの基礎のポイント
*徹底した基礎断熱にするために一般的な鉄枠でなく断熱枠(枠自体が断熱材)を採用
(基準法数値クリアーだけの名前だけの基礎断熱とは考え方が違う)
*基礎の根入れ深さ(地盤から基礎を埋める深さ)が深いので当然、地盤への食いつきが良く安定
(一般的な基礎の根入れ深さ/約20cm、エアブレスの基礎の根入れ深さ/40cm)
*ベースコンクリート上全面に断熱材を敷き込みその後、蓄熱コンクリートを打設
(一般的な基礎断熱は30mmの断熱材を外周部1mだけ敷き込んで基礎断熱仕様とうたいます)
さて左上の1番が基礎断熱枠が組み上がった写真です。
立ち上がり高さ600mm (うち550mmまで打設)基礎立ち上がり巾150mmという仕様。
枠は発泡断熱材で厚みが50mm で基本的に打設後もはずしません。
2番は立ち上がり打設を完了し養生後、丁寧に隙間無く50mmの断熱材を敷き込んでいる様子です。
3番は敷き込み上がった断熱材の上にワイヤーメッシュを敷き込んで完了した様子です。
その後、蓄熱コンクリート100mmを打設し養生。
4番は昨日の写真。 終了間際の土台敷きです・・・後は掃除のみです。
金物工法を採用しているので銀色の「ほぞパイプ」?が見えますが次回、明日の上棟を兼ねて
再度詳細に報告致します・・・地震に対して最大の力を発揮する金物工法! とっても重要です。
うちは一般的な基礎断熱でいいよ!・・・本当ですか?
しかし名前だけの一般的な基礎断熱で多額のオプション費が・・・?
何が良くて何を信じて良いか・・・分からないですよね。
今の時代、家を建てるのにも相当勉強しないと・・・後悔しても家だけは返品が出来ません!
・・・・・その後、明後日はいよいよ一周忌です。 まさに三度目の正直です。
これ以上、みんなに迷惑がかかるので余震を控えめに願うのみです・・・誰に祈れば良いのでしょう?
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